The Match Made in Heaven

極上の組み合わせ

2011年9月27日 byビナウスティンワイン

時に(決していつもではないのだが)、私は少々懐疑的になる。特に、ワイングラスの形が普段と若干違うのを見た時、私はその変化がワインのフレーバーを大きく変えてしまうのではないかと疑った。

今回、私はその疑いは大きな間違いであると発見した!二時間半のドライブの後の、情熱的なバッカスワインがそのきっかけだった。私はキャメルヴァリーヴィニヤードというブドウ畑の、サム・リンドとボブ・リンドに会うためブリストルからコーンウォールのボドミンまで運転した。そのブドウ畑で、私と何人かはリーデルワイングラスで有名なジョージ・リーデル氏に会った。今回の私たちのミッションは、2010年産キャメルヴァリーのダーニボルバッカスを14の違ったリーデルワイングラスで飲み比べ、どのグラスがこの素晴らしいイギリスワインに相応しいかを決めることだった。

朝の十時半から14回バッカスをテイスティングするのは体にこたえたが、なかなか貴重な体験である。私はグラスの形ひとつでどれだけワインの味わいが変わるかを感じ驚いた。例えば、広口の丈の短めのグラスではグレープフルーツとパッションフルーツのようなフルーツの香りがより強調されたように感じた。また、フローラルな香りも目立って感じられた。逆に、口のやや狭い丈の長めのグラスでは、貝や濡れた石のような匂いを感じた。また、ホワイトペッパー、草、ハーブの香りもそのグラスでは感じることが出来た。

14種類のグラスでのテイスティングを終えた後、参加者全員で投票を行い、7種類のグラスを候補から外した。その後議論を重ね3つまで候補を絞り込んだ。ここで興味深かったのは、3つのグラスのうちの2つは同じ口の広さで、ボウルのサイズも一緒だった。但し、僅かに軸の長さが違う。また、違った種類のクリスタルから作られている。№5のグラスが一番人気(そして最終的にこれが選ばれた)だったのだが、これは鉛クリスタルで出来ており、参加者達はその素材による違いを感じ取った。リーゼル氏の説明によると、鉛クリスタルは多孔性のため、普通のガラスよりワインを空気に触れさせ香りを十分に引き出すことができるのだという。これでどれだけグラスがワインを楽しむ上で重要かということがよく分かった。

楽しみはこれだけではない。キャメルヴァリーのワイン醸造師であるサム・リンドが2009年から2002年までの年別でのバーニボル・バッカスをテイスティングさせてくれたのだ。 最近このヴィニヤードでは年別でのテイスティングを始め、毎年6ケースをこのテイスティングイベント用に保管しているのだそうだ。

そのテイスティングの中では、2007年産、2005年産、そして2本目の2002年産が特に際立っていた。2007年産はその香りの中にほのかな甘い香りと新鮮なリンゴとナシの素晴らしい香りがあった。味は辛口で飲みやすい。私の一番のお気に入りの2005年産は、スモークと草、グリーンペッパーの香りがあり、口に含むとネクタリンの香りがする。2007年産に比べると、味はしっかりとしている。そして最後に2002年産。これもとても良いワインだった。花と蜂蜜のアロマ、そして口に含むと不思議なミネラルの味を感じる。

この経験から、品質のよいワイングラスを自分のワイングラスセレクションに加えることをお勧めする。上質のグラスはワインの味わいに大きな違いをもたらすのだ。

キャメルヴァリーヴィニヤードのワインについての情報は http://www.camelvalley.com
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